営業は未経験でも中途採用されやすいって本当?

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一般的に、中途で未経験の業種や職種にチャレンジすることは難しいと言われています。

確かに、中途採用で求められる人材は即戦力である場合も多く、ある程度の経験や知識が必要とされることもあるでしょう。

しかしそのなかでも、営業職は比較的「未経験」であっても転職しやすいとされています。

本記事では、その理由や、未経験であっても営業職への転職を成功させる方法について解説します。

目次

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営業の仕事の種類や内容

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営業とひと口に言っても、仕事の内容や種類は多岐にわたります。

まずは営業にどのような種別があるのかを知って、営業職の前提をしっかり理解しておくようにしましょう。

◆営業はどんな仕事か?
営業は、簡潔に言えば会社のために利益を上げるポジションです。

会社で取り扱っている製品やサービス、情報といったお金に変わるものを顧客に提供して、契約することで利益を得ることが主な仕事だと言えるでしょう。

ただ契約を取ってくることだけを考えていればいいわけではなく、自社の商品はどのような顧客層に提供できそうか、アプローチの方法はどうするのが効果的かといったことを考え、他にも、資料やプレゼンを作る、契約後のサポートをするなど、多くのことを行う必要があります。

時には円滑な関係を作るために、社外のプライベートな時間に顧客との交流が必要なケースもあるようです。

また、一般的な営業という仕事のイメージから、しばしば営業職は販売職と混同されることも多くあります。

しかし、実際この二つは仕事内容が大きく異なります。

販売職は、取り扱っている商品やサービスを「買おうとしている人」、つまり購買意欲が比較的高めの人に応対することが主たる業務です。

それに対して、営業職は自社の商品やサービスへの購買意欲がそこまで高くない人にも、買ってもらえるように働きかけをするというケースが多いでしょう。

また、営業のなかには「コンサルティング営業」と呼ばれる職種があります。

通常の営業職は、商品やサービスの販売契約を結ぶところを一旦の目標とするのに対して、コンサルティング営業は顧客の問題解決が目標です。

その経過として商品やサービスの紹介、もしくは契約をすることもありますが、最終的には問題を解決する必要がありますから、そこまでは顧客と並走することが求められます。

◆営業の仕事内容や仕事の流れ
このように、営業の仕事とは、ただ商品やサービスを提供するだけではありません。

ここでは、営業の具体的な仕事内容・仕事の流れを見ていきます

最初に行うのは、どこに営業をかけに行くのか、というアプローチ先の検討です。

同じ商品やサービスであっても、どのようなところへ売り込みに行くのかによって、営業の方法は異なります。

まずはアプローチ先を決め、その会社に合った方法を考えましょう。

アプローチ先へのアポイントメントが取れたら、商談です。

商品の魅力をわかりやすく伝えるため、資料を作成する必要があります。

商品の特徴だけでなく、価格についても明確に記載しましょう。

お互い、予算を考えずに商談をすすめることはできません。検討の材料として予算は重要なものですから、後で問題にならないようしっかり伝えていきます。

無事契約が完了したら、その後は商品の手配を行います

これらをメインで担当するのは営業ではないかもしれませんが、顧客にとっては、営業に来た人物の顔が会社の顔となります。

不備などがないように、関係各所と連携を取りつつ、スケジュール通りに納品まで持っていきましょう。

手続きが済んだら、納品ができているかの確認をします。

先方と連絡を取り、万が一にも納品の遅れやミスなどがないかを確かめましょう。

問題がないようであれば、請求へと進みます。

請求書を出したあとは、入金が行われているかどうかの確認まで欠かさず行うことが重要です。

ここまで終わると、やっと営業の仕事が完了したと言ってもいいでしょう。

しかし、入金されればそれで顧客との関係が終わりというわけではありません。

しばらく経ってから顧客に対して、商品の不具合やトラブル、または質問などがないかといったことをヒアリングする、アフターフォローも大切な仕事です。

このように良好な関係を続ける努力をすることで、次の新しい商品などの紹介をしたいときも、スムーズに進めることができるでしょう。

◆営業職の種類とは
営業職全般に共通する内容についてご紹介しましたが、「営業」という仕事はその仕事内容によっていくつかの種類に分かれます

ここでは、主な営業の種類について解説します。

・法人営業

法人営業は、字のとおり顧客が法人です。

個人に対して商品を提供するのに比べて、商品や金額など、契約の規模が大きくなりやすいという特徴があります。

また、個人へ売り込みをするのに比べて、法人に対してアプローチをする法人営業は、より綿密な準備が求められるでしょう。

会社ですから、事業を行ううえで、取り扱っている商品を導入することに利益があると感じてもらわなければなりません。

トーク力だけでなく、プレゼン力やコミュニケーション能力など、多方面のスキルが求められるでしょう。

・個人営業

個人営業は、アプローチする人間と営業の人間、基本的には一対一で話をすることになるため、距離感が重要だとされています。

取り扱う商品にもよりますが、うまくプレゼンができれば、即日契約ということもあり得ます。

飛び込みをしたり、アポイントメントを取って訪問したり、場合によっては商品を必要としている方へ説明を行ったりするケースもあります。

・新規営業

これまで取引のなかった会社や個人に対して営業を行うのが、新規営業です。

そのため、まずはアポイントメントを取ることが最初の一歩となるでしょう。

ここに難しさを感じる人も多いようです。

もちろん、アポイントメントなしの、飛び込みというかたちで営業を行うケースもあります。

営業を行う対象ですが、会社によって厳選され、絞り込まれたところへ行く場合もあれば、「この地域の対象には全部」というように、大まかな範囲を与えられ、しらみつぶしに行う場合もあります。

・既存営業

新規営業とは逆に、これまで取引したことがある、または現在も取引を行っている会社や個人へ営業を行うのが、既存営業です。

この場合、商品は物であれば消耗品のようなもの、サービスであれば定期的に変動するデータのようなものが考えられます。

すでにある程度の関係が出来上がっているということもあり、新規営業に比べるとハードルが低い印象もあるようですが、既存営業はすでに関係性があるからこその難しさがあります

信頼を失わないよう、常に丁寧な対応を心がける必要があるでしょう。

・内勤営業

営業というと、外回りで忙しくしているイメージがあるかもしれませんが、外出をしない営業もあります。

これが内勤営業です


社内で勤務しながら、会社を訪れた顧客に対して営業を行うのです。

例えば、証券会社や旅行会社のように、カウンターがあり、接客を行う業界がこれにあたります。

▼詳しくはこちら
中高年の転職!営業の仕事内容と採用担当者が欲しい人材とは?

営業が未経験でも中途採用されやすい理由

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営業職は、未経験でも中途採用してもらいやすいと説明しましたが、この理由について説明していきます。

◆入社後に商品知識をつけることが多いため
経験やスキルを求められやすい営業職ですが、営業にとって最も大切な「商品に対する知識」は、入社後に身につけることがほとんどです。

そのため、営業の経験があってもなくても、その点においてスタート地点は同じだと言えるでしょう。

もちろん、営業として勤めた経験は多少有利に働くかもしれませんが、それ以上に自社で取り扱っている商品を正しく理解し、わかりやすく人に伝えられる能力が重要視されるのです。

◆コミュニケーションスキルや人柄を重視する
営業に求められるスキルは多々ありますが、そのなかでも重要なもののひとつがコミュニケーションスキルです。

新規営業でも既存営業でも、顧客と友好的な関係を築き上げていくためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません

相手の気持ちを正しく汲み取り、求められている反応や言葉を返すことは、商品を売り込むうえでも大切な能力です。

また、人柄も重要です

顧客に安心感を与えるような第一印象というのは欠かせない条件ですが、それに加えて「営業として働いていけるのか」、すなわち適正の部分も見られるでしょう。

例えば、営業はなかなか契約が取れない可能性も十分にあり得ます。

その一方でお給料はどのくらいの契約を取ったかで変わる、インセンティブ制をとっているところがほとんどです。

なかなか仕事がうまくいかない場合でも、心が折れずに続けられるメンタルの強さがあるか、また失敗を恐れないチャレンジ精神はあるかなども、営業としては欠かせない適性と考えられています。

◆前の仕事の知識や人脈が活かせることがある
どのような業種・職種であったかにもよりますが、たとえ営業の経験がなかったとしても、前職の経験が活かせる場合があります

例えば事務職として勤めていたのであれば、WordやExcel、PowerPointのようなソフトの扱いに慣れている方も多いでしょう。

その場合は、営業職として資料を作成する際にそのスキルが役立つことになります。

販売職であれば、接客で培ったコミュニケーションスキルが活かせるはずです。

このように、自分の持っている経験が、営業として働く際にどのように活かせるかを考えてみてもいいでしょう

◆営業職の求人数が比較的多い
営業職として採用されやすい理由のひとつとしては、求人の母数が大きいことが挙げられます。

会社がどれだけいいものを扱っていても、商品やサービスは勝手に売れていくわけではなく、顧客との橋渡しをしてくれる営業は不可欠な存在です。

その一方、営業職はさまざまな業種のなかでも特に出入りが激しい業界のため、常にどこかしらの会社が求人を出しています。

このように求人掲載数が多いこともあり、営業はチャレンジしやすい、ひいては採用されやすい仕事だと言えるでしょう。

営業未経験者の転職先におすすめの業界

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営業職自体が未経験者の転職には推奨される仕事ではありますが、そのなかでも特におすすめの業界をご紹介します。

入りやすいとされているからといって給与が低いわけではなく、しっかり稼げる業界についても併せて解説していますので、チェックしてみてください。

◆人材業界
人材業界の営業職は、さらに細かくいくつかの種類に分かれます。

例えば、企業に正社員や契約社員を紹介し、入社が決まった段階で成功報酬が入る「人材紹介業」、派遣登録をしている人材を企業に派遣し、企業側から派遣手数料をもらう「人材派遣業」、求人のメディアや代理店として、広告掲載を行ったりする「求人広告業」などがあります。

このように、人材業界で扱う常在は無形であり、顧客は法人であるケースがほとんどです。

多くの会社において、新卒もしくは中途での採用を必要としていますから、ほとんどの企業が営業対象になると言ってもよいでしょう。

営業先が多いということは、営業を行う営業職の求人も多く、採用されやすいと考えることができます。

◆インターネット業界
インターネット業界では、インターネットの広告代理店やネットメディアの自社広告枠の営業が主です。

昨今のインターネット業界の発展が目覚ましいことは言うまでもありませんが、それに伴って営業のニーズも増加しています。

インターネットの広告は成長市場と言われており、市場価値が高くなることが予想されています。

そのためこの分野に注力する企業も多く、人材が求められています。

今後成長分野であるインターネット業界に身を置くことは、単純に採用されやすいというだけでなく、今後も強みになるスキルを手に入れることができるというメリットがあります。

◆不動産業界
不動産業界は、賃貸に関する営業と、売買に関する営業の2つがあります。

賃貸営業は、家や店舗などを探している相手に対して物件を紹介し、成功報酬として仲介手数料をもらうかたちを取っています。

これは、顧客として利用したことがある方も多いのではないでしょうか。

売買営業は、戸建ての住宅や集合住宅を販売することでインセンティブをもらいます。

どちらの形態であっても、インセンティブによって給与が大きく上下します。

契約件数をどんどん増やすことができれば、未経験者であっても高額な年収を叩きだすことも可能でしょう。

◆住宅リフォーム業界
個人宅に飛び込み営業をかけ、リフォームの契約をするのが住宅リフォーム業界の営業です。

飛び込みというだけでハードルが高く感じる方は多いものですが、さらに営業の対象が個人になるため、断られる確率はさらに高くなってしまうようです。

このようにかなり難しい営業であることは確かですが、その分インセンティブはかなり高く設定されているケースが多くなっています。

◆保険業界
保険業界は、主に個人へ営業を行い、自社で取り扱っている保険のプランを契約してもらうという仕事です。

問い合わせがあったものに対して対応する場合もあれば、自宅や会社などに訪問して営業を行う場合もあるでしょう。

保険は競合が多く、新規参入も増えていることから、常に知識をアップデートし続ける必要があり、さらに顧客を探す努力も欠かせません。

このような難しさがある一方で、前年までに契約した保険料のうちの何パーセントかをインセンティブとしているため、契約を積み重ねるほど給与は上がっていくでしょう。

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未経験から営業への中途採用を成功させる方法

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営業職が未経験であっても、中途採用として転職を成功させるにはいくつかのポイントがあります

いくら営業職が中途として採用されやすいとはいえ、何も準備をしなければ失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

ここでは特に押さえておくべき重要な点を解説しています。

◆面接対策をしっかりしておく
転職活動中、書類選考が通過した場合、ほぼ全ての企業で面接が設定されています。

これはどの業種でも共通ではありますが、特に営業職の場合は面接が重要視されるでしょう。

営業は人とのやり取りや受け答え、いわゆるコミュニケーションスキルが求められます。

そのため、面接官も面接中の様子を特に注視しています

例えば、面接中に出された質問に対して口ごもってしまう、はきはきと話せないなどの様子が見られると、マイナスに捉えられるでしょう。

また、しっかりと受け答えをしていたとしても、よく聞くと内容がなかったり、質問にきちんと答えられていなかったりする場合も評価は下がってしまうでしょう。

対策としては、あらかじめ面接で聞かれることの多い質問を想定し、答えを用意しておくことです。

実際に声に出して話してみると、よりよいでしょう。

内容自体はよくある回答だったとしても、自分の言葉で相手に伝えることができるかどうかが大切です。

◆営業職はブラック求人が多いので注意
転職活動をしているときは、ほとんどの人が多少なりとも「早く新しい会社を決めたい」と考えているのではないでしょうか。

この気持ちが強くなりすぎると、求人を出している企業に対して多少の疑問や違和感があっても、そのまま決めてしまうケースも少なくありません。

しかし、営業職に転職を考えているのであれば、この行為は大変危険です。

なぜなら、営業職は特に就業環境がブラックである場合が多いからです。

「未経験可」というワードは非常にありがたいものですが、これは人手不足の企業がよく使う傾向にあります。

人手不足であると、考えられる環境としては「労働時間と給与が見合っていない」「ライフワークバランスが取れない」「パワハラがある、社内政治があるなど人間関係が複雑である」などがあります。

このようなブラック企業で働いてしまうと、心身のバランスを崩してしまい、結果としてまた転職を行うことにもなりかねません。

求人を出している企業が、どのような人材を必要としているのかをしっかりと見極め、自分が希望している環境で働けそうかを判断するようにしましょう。

◆営業未経験者の転職はエージェントがおすすめ
業界未経験で転職を考えている場合、転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。

その理由として、まず非常に効率的に未経験者を対象とした求人を探してくれます。

また、業界が変わると履歴書や職務経歴書の書き方、面接などのコツも変わってくるものですが、これらも実践的なレベルでその人に合った対策を行ってくれます

また、転職エージェントはその道のプロであり、ブラック企業のように危険な企業を見抜くことにも長けています

悪質な会社に引っかからないためにも、このようなエージェントのサポートを受けるのは有効だと言えます。

▼詳しくはこちら
40代未経験でも営業になれる!おすすめ理由と成功の心構えを解説

まとめ

営業 中途採用 未経験

未経験の業種への転職を考えた際、営業はひとつの有力な選択肢となってくるでしょう。

スキルや経験が重視される中途採用の場においては、どうしても採用の必須条件として経験者であることを求められる場合がほとんどです。

しかし営業職であれば、業務の特徴として、比較的未経験者でも採用されやすくなる傾向があります。

転職に必要な準備をしっかりと行い、転職エージェントのサポートを受けながら活動することで、自分自身の価値を十分に発揮できるような職場で働くことができるでしょう

年収

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