【パート・アルバイト応募用】履歴書の書き方ポイントとチェック項目

パート職やアルバイト職に応募するために履歴書を書くとき、何を書けば良いか困ってはいませんか？

「履歴書を書くのが久しぶりで、書き方が分からない」
「専業主婦（夫）でいた期間の職歴はどう書けばいいの？」
「本人希望欄はどこまで書いていいの？」
など、履歴書の書き方に関する疑問について、40代以上の中高年のための求人サイト「FROM40」を運営している私たちが、分かりやすくお伝えします。

履歴書は、面接官が選考の参考にする大切な書類です。

見やすく分かりやすい履歴書を書くために、ぜひ最後まで読んで役立ててくださいね。

• 【パート・アルバイト応募用】履歴書の書き方ポイント
• これで安心！履歴書チェック項目
• まとめ

【パート・アルバイト応募用】履歴書の書き方ポイント

はじめに、履歴書の書き方のポイントについて、ご紹介します。

1：パソコンで書く、または、（手書きの場合は）丁寧な字でハッキリと書く
面接官が読みやすいよう配慮して入力・記載しましょう。

履歴書のサイズは、特に指定がない限り、一般に販売されているものを使用してかまいません。

2：年号の記載は、西暦・和暦どちらでもOK!
履歴書内に西暦と和暦が混合しないように気をつけてください。

和暦で記載する際は、「S50」などのように省略せず、「昭和50（年）」などと正式に記載してください。

3：履歴書の再利用をしない＆修正ペン・消せるボールペンは使わない
履歴書は、応募企業に提出する正式な書類です。
手書きで間違えてしまった場合は、新しい履歴書にはじめから書き直しましょう。

4：誤字・脱字に気をつける
誤字や脱字が多いと、「提出前にきちんと確認していない」「仕事も雑なのではないか」という印象を与えてしまう可能性があります。

また、連絡先が間違っていると、合否の連絡がきちんと届かないことも。
書いている間はもちろん、提出前にも必ず確認してくださいね。



5：パソコンで記入する場合は、PDFで保存する
インターネットの普及により、履歴書をパソコンで提出するよう依頼する企業が増加しています。
また、何度も同じ内容を手書きするのは時間も手間もかかりますよね。

パソコンで履歴書を作成し、PDF形式やExcel形式で保存しておくと、企業ごとに志望動機などを変えるだけで、すぐに応募できたり、転職サイトのアップロード指示にすぐ対応できるのでおすすめです。

6：写真は履歴書用のものを使用する
履歴書に貼る写真は、直近3ケ月～6ケ月以内のものを使いましょう。
6ケ月以上前に撮影した履歴書用写真が余っていたとしても、新しい履歴書用写真を撮影・利用するようにしてください。

写真を撮るときは、スーツや襟つきのシャツなど、きちんとした服装で。
返却された履歴書の写真の再利用は、写真が折れたり角が浮いたりしてすぐに分かりますし、イメージが悪くなりますので控えましょう。

7：職務経歴欄には正社員だけでなく、パートやアルバイトの経歴も記載を!
職務経歴欄には、あなたがこれまで経験した職務について記載して構いません。
記載する際は、あなたがどのような立場でどのような仕事をしていたかが伝わるように、書き方を工夫してください。

《書き方例》 平成▲年　株式会社◯◯にアルバイトとして入社 　　　　 ◎◎店にて販売業務として従事 平成■年　一身上の都合により退社

8：専業主婦（夫）をしていた場合もしっかり記載を！
主婦（夫）をしていた（している）場合は、そのことを自己PR欄や志望動機に記載してかまいません。

職務経歴に空欄が多い場合、面接官はその間にあなたが何をしていたのかを知りたいと思います。
家事や子育てに専念していたことも、立派なお仕事です。

日常生活で工夫していたことや勉強していたこと、その間に取得した資格やPTAなどの経験があればきちんとアピールしましょう。

《書き方例（志望動機欄or自己PR欄）》 結婚を機に◯年間勤めた●●株式会社を退社して以来、専業主婦として家事と2人の子どもの育児に専念してまいりました。 下の子が小学5年生になりましたので、前職での営業経験を活かし貴社に貢献したいと思い、応募いたしました。 平成●年△月から■年間、長男が通う小学校でPTA役員を務め、参加者の意見を取りまとめたり、エクセルやワードなどを利用し分かりやすい資料作りを行った経験があります。

9：希望があれば記載してもOK！（ただし、ほどほどに）
子どものお迎えや家族の介護などで勤務時間に制限があったり、扶養内で働きたいなどの希望がある場合は、希望欄などで伝えてもかまいません。

ただし、「（要望を聞いてもらって）当たり前」ではなく、「お願いしている」「できる限り迷惑がかからないよう相談に応じる気持ちがある」というスタンスで書くようにしましょう。

面接官は、「仕事を遂行してくれるかどうか」「一緒に仕事をしていきたい人物かどうか」を確認しています。
あまり身勝手なことばかり書くと心証を悪くする可能性もありますので、仕事に対する熱意なども伝えながら工夫して伝えてくださいね。

※給与や待遇などについては希望欄には書かず、面接時に直接質問することをおすすめします。

《書き方例（希望欄など）》 ・子どもの保育園のお迎えがあるため、16時までの勤務を希望いたします。 　行事などがある場合は、できる限りご迷惑をかけないよう事前にご相談させていただければ幸いです。 ・子どもの習い事や義母の通院があるため、月・水・金の勤務を希望いたします。 　急なシフトの変更などにつきましては、可能な限り対応できるよう努めます。 ・夫の扶養控除範囲内での勤務を希望しております。 　お仕事優先でがんばりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

※書き方については、こちらも参考にしてください。
書類選考を突破したい！中高年のための履歴書の基本と書き方完璧マニュアル

これで安心！履歴書チェック項目

続いて、履歴書を提出する前に確認しておきたいチェック項目をお教えします。

担当者にマイナスイメージを与えないよう、必ず確認してくださいね。

（1）誤字・脱字はありませんか？
氏名や住所はもちろん、学歴・職歴や自己PR欄など、すべての項目をもう一度チェックし直しましょう。

（2）年号は統一されていますか？省略されていませんか？
平成●年と20●●年などが混合されていないか確認します。
また、H●年などと省略された記載もNGです！

（3）日付は記入していますか？
面接日（または記入日）を忘れずに記載しましょう。
白紙で出すことは避けて下さい。

（4）写真は貼っていますか？
履歴書には必ず直近3ケ月～6ケ月以内に撮影された写真を貼ります。
使いまわしはNG！

（5）全体的なバランスはいいですか？
学歴・職歴など、文字の書き出し位置が揃っていないと、ルーズな印象を与えてしまいます。
履歴書は正式な応募書類ですので、文字の大きさや空白バランス、文字の書き出し位置などにも配慮しながら作成してください。

（6）内容に誤りはありませんか？
履歴書は正式な応募書類です。内容に誤りがあっては絶対にいけませんので、再度確認しておきましょう。
電話番号やメールアドレスなどが誤っていると、合否連絡ができない場合があるため、特に注意してください。

（7）誰が読んでも分かりやすく書かれていますか？
「もし自分が面接官だったら」という視点で読み直し、意味が分かるか、分かりやすく書かれているかをチェックしてください。
自分よがりの記載は控えましょう。

まとめ

パート職やアルバイト職に応募する場合、履歴書の選び方や書き方について悩むこともあると思います。

伝えるべきことはきちんと伝えながら、先方の要望にも応えられるよう前向きに仕事をしていきたい、という気持ちも伝えることが肝心です。

あなたの想いや熱意をアピールしながら、あなたらしい履歴書を作ってくださいね。

あなたの転職活動が上手くいきますように。